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2022年12月28日 (水)

昭和19年の帽子が語る

先日、朝市の準備をしていると

SKさんが帽子を持って来てくれました。

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黒い帽子はSKさんが自宅の和室天袋を

整理している時に出てきたそうです。

帽子はSKさんのお父さんが戦争時に

配給されたもので天袋に保管してあったのかと

言ってました。

帽子の中には軍隊での所属籍・氏名・交付年月日・寸法

そして横須賀軍需部と記載された札が縫い込まれていました。

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SKさんのお父さんは十代で志願し

予科練に入ったようです。

入籍番号には「横志飛」という文字

お父さんはどういう気持ちで入隊されたのかと思います。

終戦後、帰郷する時は

帽子の主とその父親(SAさんのお爺さん)が偶然

一緒になり二人で帰って来て

留守を守っていた家族は大喜びをしたようだと言ってました。

そして、お父さんは戦争の話はすることは無かったとも。

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今は、お爺さん・お父さんともに亡くなられ

当時を語り聞く事は出来ませんが

この昭和19年の帽子は私達に何か語っているようです。

今後、帽子はケースに入れて

内田未来楽校で展示する予定です。

世界ではロシアのウクライナ侵攻など

まだまだ戦争が絶えません!

平和な世界となりますように切に願います。

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