キンリョウヘン(金陵辺)
先日、炭の師匠にまた炭焼きをするので
挨拶に行った時に伺った話です。
師匠はニホンミツバチを
養蜂していたのですが
ハチが居なくなってしまったので
分蜂したハチを集めるため
巣箱の前に
キンリョウヘン(金陵辺:蘭の一種)を
置いているんだと言ってました。
初めて聞いた話ですが
昔からニホンミツバチをとらえる方法として
キンリョウヘンを利用していたようです。
分蜂したハチ(正確には女王バチ)は
キンリョウヘンの蜜に誘われて集まるようです。
そして写真のように花の株にはネットがかぶせてありますが
その理由は花にハチが付くと交配して実となり
花が落ちてしまいハチを集める事ができなくなるので
ネットをかぶせてあるそうです。(知恵ですね!)
また、師匠によると
今年は分蜂の時期と
キンリョウヘンの開花時期が合わず
ハチを集めるのが難しいとも話されていました。
興味のある人は
で検索するとその不思議な世界が分かりますよ!
そう言えば今年ミツバチが少なく
野菜や果実などの交配が出来ないというニュースを聞きました。
ミツバチが少なくなったのは
地球環境が変化していることと関係があるのかな?
でも人の知恵ってすごいですね!
内田の風
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ミツバチでの受粉が上手く進まず
野菜などが高くなるかもしれませんね。
内田の風
投稿: 内田の風 | 2009年4月28日 (火) 18時51分
ミツバチが少なくなったという話は聞きました
生活には、あまり影響がないと思ってましたが
ミツバチに頼っていることは、けっこうあるもんなんですね
投稿: よつはらいた | 2009年4月28日 (火) 07時18分